1.だってしょうがないじゃない
作詞:川村真澄
作曲:馬飼野康二
にじむ灯り この店に乾杯
今夜は別れ話も サマになるね
次の彼女(ひと)と 幸せになってと
言えないアタシを どうか許してよね
車のライトが流れて行くたび
時間(とき)が戻るよで ツライネ
だって しょうがないじゃない
アタシも弱いから
何度 ほれてみたって
恋だけは アホやねん
だって しょうがないじゃない
あなたもずるいから
ずっと このままなんて
あかんと思うでしょ
ガラス窓に 映る顔がキライ
煙草もみ消す仕草 それもキライ
いつもならば リズム刻む指も
冷たい夜にからまれ 動かないね
わるいね 短気で へんに気がきいて
そこがいいと 言われるけど
だって しょうがないじゃない
アタシも待てないし
何度 別れてみても
恋だけはアホやねん
だって しょうがないじゃない
あなたを好きだけど
きっと一晩泣いて
忘れてしまうから wow wow
だって しょうがないじゃない
アタシも弱いから
何度 ほれてみたって
恋だけは アホやねん
だって しょうがないじゃない
あなたもずるいから
ずっと このままなんて
あかんと思うでしょ
2.どしゃ降りの雨の中で
作詞:大日方俊子
作曲:小田島和彦
とても悲しいわ
あなたと別れて
流れる花びら
みつめているのは
どしゃ降りの雨のなかで
わたしは泣いた
やさしい人の想い出を
つよく抱きしめて
みんな知ってたの
いつかこうなると
それでも苦しい
あきらめるなんて
どしゃ降りの雨のなかで
わたしは叫ぶ
信じていたい愛だけを
あなたの愛だけを
たったひと言の
さよならだけど
これきり逢えない
昨日の夢なの
どしゃ降りの雨のなかを
わたしは歩く
ひとりぼっちの街の角
あかりが溶ける
3.星空の孤独
作詞:阿久悠・ロビー和田
作曲:ロビー和田
胸にひろがる 孤独のつらさ
夜空に抱かれ ひとりの眠り
愛を信じた やさしい胸の
傷をあたため 星に涙ぐむ
星よお前が またたく限り
明日を信じたい
たった一度 愛された
夜をてらした 星を求め行く
星よお前が またたく限り
明日を信じたい
たった一度 愛された
夜をてらした 星を求め行く
星を求め行く
4.笑って許して
作詞:阿久悠
作曲:羽根田武邦
笑って許して ちいさなことと
笑って許して こんな私を
抱きしめて 許すといってよ
いまはあなたひとり あなたひとり
命ときめ 命ときめ 愛してるの
愛してるの しんじてほしい
笑って許して 恋のあやまち
笑って許して おねがいよ
たったひとこと ほゝえみ見せて
たったひとこと ことばがほしい
いじめても 許すといってよ
いまはあなたひとり あなたひとり
命ときめ 命ときめ 愛してるの
愛してるの しんじてほしい
笑って許して なんでもないと
笑って許して おねがいよ
5.コーラス・ガール
作詞:竜真知子
作曲:川口真
同じ仕事仲間のあんたが抜けると
さびしくなるってみんな思ってるわ
だけど好きなひとと ひとつの街で
落ち着けるならそれが一番じゃない
待たせると悪いからそろそろバスに乗るわね
コーラスガールの旅だもの
きっとまたにぎやかになるわ
旅先でいつか手紙を書くけど
幸せだったら返事はいらない
幸せだったら返事はいらない
他にとりえもないし仕事をしてれば
さびしい想いもしなくてすむから
私歌えるうちは続けるつもり
くびになったらきっと遊びにくるわ
あなたにはいつだっていろいろよくしてもらった
コーラスガールの気まぐれに
つきあって苦労したでしょう
旅先でいつか手紙を書くけど
幸せだったら返事はいらない
幸せだったら返事はいらない
6.今あなたにうたいたい~和田アキ子に捧げる歌~
作詞:加藤登紀子
作曲:加藤登紀子
想い出に何をあげよう
通り過ぎた歳月に
かぞえきれないさよなら
もう 逢えない 友達
届かない手紙よりも
この手のひらのぬくもり
明日の見える窓明り
今 届けられる ものなら
あなたのために歌いたい
何処かで聴いてるあなたに
あなたのために歌いたい
何処かで聴いてるあなたに
忘れない遠いあの日
届かない夢にすがり
幸せ急ぎつまづいた
ほろにがい まがり角
哀しみを捨てたつもりで
強がりの笑顔 見せて
ネオンライトの賑わいに
隠れて泣いたこともある
あなたのために歌いたい
何処かで聴いてるあなたに
あなたのために歌いたい
何処かで聴いてるあなたに
7.夜明けの夢
作詞:阿久悠
作曲:都倉俊一
恋する日は 夜明けの夢
今にも覚めそうな はかないまぼろしか 悲しいわ
女はみな 夜明けの夢
消えると 知っても 恋して苦しむの 悲しいわ
あゝ この恋 やがては終わる
いのちまで 燃やしたけれど
いとしいひと 夜明けの夢
涙にかすんで 見えない遠いひと 悲しいわ
恋する日は 夜明けの夢
波間にただよう 鴎に似ているの 悲しいわ
けだるい夢 夜明けの夢
いつでも 涙に ただよう私なの 悲しいわ
あゝ この恋 やがては終わる
いのちまで 燃やしたけれど
泣いては覚め 夜明けの夢
覚めてはまた見る 愚かなくりかえし 悲しいわ
あゝ この恋 やがては終わる
いのちまで 燃やしたけれど
泣いては覚め 夜明けの夢
覚めてはまた見る 愚かなくりかえし 悲しいわ
8.天使になれない
作詞:阿久悠
作曲:都倉俊一
今日まで賭(か)けた 愛が
音をたてて くずれて行く
信じられない 最後のことばに
こうしているのが やっとの私
それでも笑って 話せというの
とてもそれは できないわ
愛はあまりにも 私を傷つけた
とても天使に なれないわ
泣いて泣きつかれて 眠るまで
今日まで賭けた 日々が
踏みにじられ 消されてゆく
死ねと言うなら 死ぬかも知れない
裏切られたのが たえられないの
それでも涙 かくせというの
とてもそれは 出来ないわ
愛はあまりにも 私を傷つけた
とても天使に なれないわ
涙出しつくして 涸れるまで
とてもそれは 出来ないわ
愛はあまりにも 私を傷つけた
とても天使に なれないわ
涙出しつくして 涸れるまで
9.古い日記
作詞:安井かずみ
作曲:馬飼野康二
あの頃は ふたり共
なぜかしら 世間には
すねたよな 暮らし方
恋の小さなアパートで
あの頃は ふたり共
なぜかしら 若さなど
ムダにして 暮らしてた
恋のからだを 寄せ合って
好きだったけど 愛してるとか
決して、決して、云わないで
都会のすみで その日ぐらしも
それはそれで 良かったの
あの頃は ふたり共
他人など 信じない
自分たち だけだった
あとは どうでもかまわない
あの頃は ふたり共
先のこと 考える
暇なんて なかったし
愛も大事に しなかった
好きだったけど 愛してるとか
決して、決して、云わないで
都会のすみで その日ぐらしも
それはそれで 良かったの
あの頃は ふたり共
雨の日は 雨にぬれ
今よりも さりげなく
恋と自由に 生きていた
10.Only Yesterday
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